国際ブランドは何を選ぶべき?海外旅行先別(アジア・欧米)おすすめ
海外旅行でクレジットカードを使うなら、カードそのものの年会費やポイント還元だけでなく、「どの国際ブランドを選ぶか」も大切です。
同じクレジットカードでも、Visa・Mastercard・JCBなど、選んだ国際ブランドによって利用できる店舗やサービスが異なる場合があります。
海外で「このカードが使えない!」と慌てないためにも、旅行先や使い方に合わせてブランドを選んでおきましょう。
海外旅行ではVisa・Mastercardをメイン候補に
海外で幅広く使えるカードを選びたいなら、VisaまたはMastercardをメインカードの候補にすると安心です。
さらに、別の国際ブランドのカードをもう1枚用意しておけば、一方が利用できない場面にも対応しやすくなります。
そもそも国際ブランドとは?
国際ブランドとは、世界各地の加盟店やカード会社をつなぐ決済ネットワークのことです。
たとえば「楽天カード」「三井住友カード」「エポスカード」などはカードを発行する会社や商品名ですが、VisaやMastercard、JCBなどは決済を処理するための国際ブランドです。
カード券面などに表示されているブランドのマークを確認すれば、自分のカードがどの決済ネットワークを利用しているか確認できます。
- Visa
- Mastercard
- JCB
- American Express
- Diners Club など
ただし、同じ国や地域でも店舗ごとに対応ブランドは異なります。
「この国なら必ずこのブランドが使える」と考えるのではなく、複数の支払い手段を用意しておくと安心です。
【アジア】Visa・Mastercardを軸に考える
韓国・台湾・タイ・ベトナムなどのアジアへ旅行する場合も、VisaやMastercardは海外用カードのメイン候補にしやすいブランドです。
都市部のホテルやショッピングモール、チェーン店などではカード決済を利用できる場所が多くあります。
一方で、ローカルな飲食店や市場、屋台、小規模店舗などでは、現金や現地のQRコード決済が中心というケースもあります。
そのため、クレジットカードだけに頼らず、少額の現地通貨も用意しておくと安心です。
JCBも旅行先によっては便利
JCBは、アジアを含む世界各地に「JCB PLAZA」を設置しており、日本語で観光案内やJCB加盟店の予約、カード紛失・盗難時のサポートなどを利用できる地域があります。
JCB会員向けの優待が用意されている地域もあるため、旅行先によってはサブカードとして便利です。
ただし、店舗によってJCBに対応していない場合もあるため、JCBだけに絞らず、VisaやMastercardなど別ブランドと組み合わせると使いやすくなります。
【アメリカ・ヨーロッパ】Visa・Mastercardが使いやすい
アメリカやヨーロッパでも、Visa・Mastercardは幅広い加盟店で利用できるため、海外旅行用のメインカードとして選びやすいブランドです。
ホテルやレストラン、ショッピング、レンタカーなど、旅行中のさまざまな支払いに利用できます。
また、都市によっては公共交通機関でクレジットカードのタッチ決済を利用できるケースもあります。
ただし、すべての店舗・交通機関で使えるわけではありません。
小規模店舗や一部サービスでは対応する国際ブランドが限られていたり、現金が必要になったりする場合もあります。
American ExpressやJCBなどを使う場合はサブも用意
American ExpressやJCBなども海外で利用できますが、利用できる店舗は旅行先や店舗によって異なります。
メインカードとして使う場合でも、別ブランドのカードを予備として持っておくと、対応していない店舗に当たったときも困りにくくなります。
JCBは日本語サポートを重視する人にも便利
JCBの特徴のひとつが、海外旅行者向けの「JCB PLAZA」です。
対象地域では、日本語で次のようなサービスを利用できます。
- 観光情報やJCB加盟店情報の案内
- ホテル・レストランなどの予約サポート
- カード紛失・盗難時の緊急サポート
- JCB会員向け優待の案内
ホノルル・グアム・ソウル・香港・バンコク・パリなど、さまざまな地域に窓口やオンラインサービスがあります。
「海外で何かあったとき、日本語で相談できるサービスがほしい」という人には、JCBをサブカードとして用意するのもひとつの方法です。
※JCB PLAZAの設置地域・利用条件・提供サービスは地域によって異なります。渡航前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
海外旅行では別ブランドの「2枚持ち」がおすすめ
海外では、いつも使っているカードが突然使えない場面も考えられます。
- 店舗がその国際ブランドに対応していない
- カードやICチップの読み取りエラーが起きる
- 不正利用防止のためカード会社側で利用確認が必要になる
- カードを紛失・盗難してしまう
- 利用可能額に達してしまう
こうしたトラブルに備えるなら、異なる国際ブランドのカードを2枚程度用意すると安心です。
| 組み合わせ例 | 特徴 |
|---|---|
| Visa + Mastercard | 海外での決済のしやすさを重視したい人向け |
| Visa + JCB | 決済のしやすさに加え、日本語サポートやJCB優待も活用したい人向け |
| Mastercard + JCB | Mastercardをメインにしつつ、JCBの海外サービスも使いたい人向け |
2枚とも同じ財布に入れておくと、財布ごと紛失した場合に両方使えなくなってしまいます。
予備カードはホテルのセーフティボックスなど、メインカードとは別の安全な場所で管理する方法も検討しましょう。
海外旅行用のカードは、国際ブランドだけでなく、海外旅行保険や緊急時のサポート、利用通知などもあわせて比較して選びましょう。
海外旅行で使いやすい国際ブランドも比較!おすすめクレジットカード一覧
国際ブランド以外にも確認しておきたいポイント
海外旅行用カードを選ぶときは、国際ブランドだけで決めるのではなく、カードそのもののサービスも確認しましょう。
- 海外旅行保険
補償内容だけでなく、自動付帯・利用付帯などの適用条件も確認します。 - 海外事務手数料
海外ショッピング利用時にかかる手数料はカードによって異なります。 - 紛失・盗難時のサポート
海外から連絡できる窓口があるか確認しておきましょう。 - 利用通知
海外でカードを使ったあと、アプリなどですぐ確認できると不正利用にも気づきやすくなります。 - タッチ決済
渡航先によってはコンタクトレス決済を利用する機会が多くあります。
国際ブランドが同じでも、年会費や海外事務手数料、旅行保険などはカードごとに異なります。
「どのブランドか」と「どのカードか」の両方を比較することが大切です。
海外では「使えるカードを複数用意」が安心
海外旅行では、1枚のカードですべての支払いに対応しようとするより、VisaやMastercardなど海外で使いやすいブランドを軸に、別ブランドの予備カードを用意しておくほうが安心です。
旅行先によっては、JCBの日本語サポートや優待が役立つこともあります。
どのブランドにも得意・不得意があるため、「絶対にこれ1枚」と決める必要はありません。渡航先や利用目的に合わせて組み合わせ、自分にとって使いやすいカードを準備しておきましょう。