プライオリティ・パスが無料で申し込めるカード比較|空港ラウンジを賢く使う
海外旅行や出張のとき、搭乗までの時間を空港のベンチや混雑したゲート前で過ごしていませんか?
プライオリティ・パスがあれば、世界各地の対象空港ラウンジなどを利用できます。
現在は世界1,900以上の空港ラウンジやエクスペリエンスが対象となっており、旅行や出張が多い人には便利なサービスです。
個人でプレステージ会員へ申し込む場合は年会費469米ドルですが、クレジットカードの特典として追加の会員年会費なしで申し込めるカードもあります。
ただし最近は、無料利用回数・同伴者料金・レストランなどの対象施設がカードごとに大きく異なります。
この記事では、代表的なカードを比較しながら、自分に合った選び方を紹介します。
「プライオリティ・パス付き」だけで選ばない
同じプライオリティ・パス付帯カードでも、年間5回まで無料のカードもあれば、本人なら回数無制限で利用できるカードもあります。
さらに、空港ラウンジ以外の食事・リフレッシュ施設が対象になるかどうかもカードによって異なります。
プライオリティ・パスとは?
プライオリティ・パスは、世界各地の空港ラウンジなどを利用できる会員制サービスです。
対象ラウンジでは、施設によって次のようなサービスを利用できます。
- ソフトドリンクやアルコール
- 軽食
- Wi-Fi
- 電源・充電設備
- シャワー設備
- 仕事や休憩に使えるスペース
ただし、提供されるサービスはラウンジごとに異なります。
食事・アルコール・シャワーなどがすべてのラウンジで利用できるわけではありません。
また、混雑や営業時間などによって入室できない場合もあります。利用前にプライオリティ・パスのアプリや公式サイトで施設情報を確認しておきましょう。
個人で申し込むといくらかかる?
プライオリティ・パスには、利用頻度に応じて複数の会員プランがあります。
| プラン | 年会費 | 本人利用 |
|---|---|---|
| スタンダード | 99米ドル | 1回35米ドル |
| スタンダード・プラス | 329米ドル | 年間10回まで無料、その後1回35米ドル |
| プレステージ | 469米ドル | 無料 |
旅行回数が多い人ほど、クレジットカード付帯のプライオリティ・パスと比較する価値があります。
※料金は変更される場合があります。最新条件はプライオリティ・パス公式サイトをご確認ください。
カード付帯のプライオリティ・パスで確認したい4つのポイント
① 年間何回まで無料なのか
以前は「プライオリティ・パス付帯=本人は何回でも無料」というカードも多くありましたが、現在は無料回数に上限を設けているカードもあります。
年1〜2回の旅行なら回数制限ありでも十分な場合がありますが、出張などで頻繁に利用するなら回数無制限タイプのほうが使いやすくなります。
② ラウンジ以外の施設も対象か
プライオリティ・パスには空港ラウンジだけでなく、空港内のレストランやリフレッシュ施設などが登録されている場合があります。
ただし、クレジットカード付帯のプライオリティ・パスでは、こうした施設が対象外になることがあります。
「プライオリティ・パスが付いている」というだけで判断せず、自分のカードで利用できる施設を確認しましょう。
③ 同伴者はいくらかかるか
本人が無料でも、家族や友人などの同伴者には1回ごとの料金がかかるカードがあります。
夫婦や家族旅行で利用したい場合は、本人の無料回数だけでなく、同伴者料金や家族カード会員の扱いまで確認することが大切です。
④ 別途申し込みが必要か
対象のクレジットカードを作っただけで、自動的にプライオリティ・パスが使えるとは限りません。
会員サイトなどから申し込みを行い、プライオリティ・パスのデジタル会員証を発行する必要があるカードもあります。
出発直前になって慌てないよう、事前に手続きを済ませておきましょう。
プライオリティ・パス付帯カードを比較
| カード | カード年会費 | 本人利用 | 対象施設・特徴 |
|---|---|---|---|
| 楽天プレミアムカード | 11,000円(税込) | 年間5回まで無料 6回目以降35米ドル/回 | 対象は空港ラウンジ施設 同伴者は35米ドル/回 |
| セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード | 33,000円(税込) | 無料・回数制限なし | 空港ラウンジに加え、対象のお食事・リフレッシュ施設も利用可能 同伴者は35米ドル/回 |
| 三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード | 22,000円(税込) | 空港ラウンジを無料で利用可能 | 本人会員・家族会員ともに申し込み可能 対象は空港ラウンジのみ 同伴者は35米ドル/回 |
※カード年会費・無料利用回数・同伴者料金・対象施設などは変更される場合があります。申し込み前に各カード会社の公式サイトで最新条件をご確認ください。
楽天プレミアムカード|年数回の旅行なら使いやすい
楽天プレミアムカードは、年会費11,000円(税込)でプライオリティ・パスへ申し込めます。
本人の無料利用は年間5回までで、6回目以降は1回35米ドルです。
そのため、年に数回の海外旅行でラウンジを利用したい人なら検討しやすいカードです。
一方、現在の楽天プレミアムカード付帯プライオリティ・パスでは、利用対象はラウンジ施設に限定されています。
プライオリティ・パスに掲載されているレストランなどがすべて使えるわけではありません。
セゾンプラチナ・アメックス|利用回数を気にしたくない人向け
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カードでは、プレステージ相当のプライオリティ・パスに追加年会費なしで申し込めます。
本人の施設利用は回数制限なし・無料です。
また、空港ラウンジだけでなく、プライオリティ・パスの対象となるお食事・リフレッシュ施設も利用できます。
出張や海外旅行が多く、年間5回を超えてラウンジを利用する可能性がある人や、ラウンジ以外の対象施設も活用したい人には比較候補になります。
ただし、同伴者は1名につき35米ドルがかかるため、家族旅行が中心の場合は同行人数も含めてコストを確認しましょう。
三菱UFJプラチナ・アメックス|家族会員も申し込める
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カードは、本人会員だけでなく家族会員もそれぞれプライオリティ・パスへ申し込めるのが特徴です。
本カードの年会費は22,000円(税込)で、家族カードは1名まで年会費無料です。
本人会員・家族会員それぞれがプライオリティ・パスを発行していれば、夫婦などで旅行するときにも利用しやすくなります。
ただし、付帯するプライオリティ・パスの対象は空港ラウンジのみです。
通常のプライオリティ・パスに掲載されている空港内レストランやスパは利用できません。
また、プライオリティ・パスを持っていない同伴者として入室する場合は、1名につき35米ドルがかかります。
旅行回数で選ぶならどうする?
プライオリティ・パス付帯カードは、「どのカードが一番すごいか」ではなく、自分が年間何回使うかで考えると選びやすくなります。
- 年1〜2回程度の旅行:
年間5回まで無料の楽天プレミアムカードでも十分活用しやすい。 - 旅行・出張が多い:
回数制限なしで利用できるカードを比較する。 - 夫婦・家族で利用したい:
同伴者料金だけでなく、家族会員自身もプライオリティ・パスを発行できるか確認する。 - 空港レストランなども使いたい:
ラウンジ以外の対象施設まで利用できるカードを選ぶ。
カード年会費も含めて考える必要があるため、「プライオリティ・パスが無料」という言葉だけで決めないことが大切です。
プライオリティ・パス付帯カードを選ぶなら、無料利用回数だけでなく、年会費や同伴者料金、利用できる施設まで比較しておきましょう。
空港ラウンジや旅行特典も比較!おすすめクレジットカード一覧
利用前にアプリで対象施設を確認しよう
プライオリティ・パスを持っていても、すべての空港・ターミナルに対象ラウンジがあるとは限りません。
また、同じ空港でも、
- 利用できるターミナルが限定されている
- 利用できる時間帯が決まっている
- 混雑時は入室を制限される
- 同伴者を受け付けていない
- カード付帯サービスでは対象外となる施設がある
といったケースがあります。
旅行前にプライオリティ・パスのアプリを開き、自分の会員資格で利用できる施設・営業時間・利用条件を確認しておきましょう。
空港での待ち時間を快適にするために
プライオリティ・パスは、海外旅行や出張の空港待ち時間を快適にしてくれる便利なサービスです。
ただし、カードによって無料回数・利用できる施設・家族会員の扱い・同伴者料金は大きく異なります。
年に数回しか利用しないなら回数制限タイプでも十分ですし、旅行や出張が多ければ回数無制限タイプのメリットが大きくなります。
「プライオリティ・パス付き」という言葉だけで選ばず、自分の旅行スタイルに合ったカードを比較してみてくださいね。