クレカの締め日と支払日を理解しよう|損しない管理術

クレジットカードの「締め日」と「支払日」、なんとなく分かってるつもりでも、
実際の仕組みはちょっとややこしいですよね。
私も昔、締め日を勘違いして「思ったより請求が多い!」と焦ったことがあります。
今回はこの2つの違いと、上手に使って損をしない管理術を解説します。


🌟 結論から言うと
締め日は「請求が確定する日」、支払日は「実際に引き落とされる日」。
この2つのサイクルを理解しておくと、出費をずらして家計をコントロールできるようになります。


💡 締め日と支払日の違い

項目 締め日 支払日
意味 請求金額が確定する日 実際に銀行口座から引き落とされる日
タイミング 毎月10日・15日・末日など(カード会社による) 翌月5日・10日・27日など(同上)
対象期間 前回締め日翌日〜今回締め日までの利用分 締め日で確定した金額が引き落とされる

📅 具体例で見るとこうなります
例えば「毎月15日締め・翌月10日支払い」のカードなら:

・4月16日〜5月15日までの利用 → 6月10日に支払い
・5月16日〜6月15日までの利用 → 7月10日に支払い

このサイクルを知っておくと、「この買い物は来月払いになるな」と把握できるようになります。


💳 主なカード会社の締め日・支払日

  • 楽天カード:毎月末締め、翌月27日支払い
  • 三井住友カード:15日締め、翌月10日支払い(または月末締め)
  • JCBカード:15日締め、翌月10日支払い
  • エポスカード:4日締め、翌月4日支払い

💡 締め日・支払日を意識した上手な使い方

  • ① 締め日直後の利用は「支払いが1か月後」になる
    例:15日締めのカードで、16日に買えば支払いは約2か月後。
    このタイミングをうまく使うと、資金繰りが楽になります。

  • ② 複数カードを使い分ける
    締め日が違うカードを持つと、支払いを分散できます。
    たとえば「楽天カード(月末締め)」と「三井住友カード(15日締め)」を使い分けるなど。

  • ③ 引き落とし口座の残高管理を忘れずに
    支払日直前に口座残高が足りないと延滞扱いになることも。
    カレンダーアプリなどで「支払日前アラート」を設定しておくのがおすすめです。

⚠️ 注意点:リボ払いや分割払いは別サイクルになることも
一括払いと違い、リボや分割は支払い期間が複数月にわたるため、締め日を意識しても請求額がズレることがあります。
明細を毎月チェックして、予定外の請求が増えていないか確認しましょう。


✅ まとめ:締め日を制す者はクレカを制す!
✅ 締め日は請求確定日、支払日は引き落とし日
✅ 締め日直後の買い物は支払いを先延ばしにできる
✅ カードを複数持つと支払い管理がしやすい

締め日と支払日を理解しておくと、お金の流れを「味方」にできるようになります。
私も今は、締め日をカレンダーに入れてしっかり管理しています。

締め日・支払日が選べるカード一覧はこちら